［当事務所の沿革］

私は、師である西村日吉麿先生(大阪)の薫陶をいただいておりましたが、昭和59年9月帰郷し、徳島市徳島町で開業しました。その際に、西村先生から3代(藤井、中野、西村の各先生)続いた後継の証として「弁護士道の七燈」(昭和2年5月発行)を受継ぎました。

［継承］

この小冊子には、弁護士の使命として、当時の司法大臣の序文が識されています。「法律は正義の維持を目的とし、権利は正義の主張目的とし、義務は正義の履行を目的とする。
(中略)辯護士は法律を保護し権利を伸長し義務を遵守せしめるを其の職とし、期するところは、正義の確保に在り」私は、この”七燈の伝統”を継承し、師の思いを更に発展させたいと願っています。

［目標］

今の弁護士像は、残念乍ら往年の輝きを失い、魅力が失われつつあります。弁護士は社会の公正さを維持するために必要な仕事であり、誇りを持って参りました。私は、その誇りを取り戻したいと考ています。